最近話題のふるさと納税…やってみたいけど、仕組みもよく分からないしハードル高いなあ。育休中でもお得になるのかな?
ーこんなお悩みを解決します!
こんにちは、Mia(@miatok_design)です!
Miaってこんな人
現在育休を活用してフリーランスWEBデザイナーになる為に勉強中。2019年2月にFP3級に合格!現在はFP2級合格のために勉強中。
独立開業するために税金やお金については詳しい主婦です。
(私自身2018年からふるさと納税を家族でやっています!)
会社員でもフリーランスでも稼いでいるなら知っておきたい『ふるさと納税』是非最後までお読み下さい!
\ふるさと納税でお得に節税♪/
ふるさと納税を育休中にするのはお得?【ふるさと納税の仕組み→やり方まで徹底解説】
育休中のふるさと納税について結論から言うと、
その年の1月〜12月までにお給料や配当金、家賃収入など何らかの所得があった場合はした方が良いです。
もし育休中で丸々1年間何も収入がなかったなら、自分のふるさと納税はせず、旦那さんや他の同居している家族の分だけすることをオススメします。
どうしてなのか、ふるさと納税の仕組みについて詳しく解説します。
ふるさと納税の仕組みについて
ふるさと納税ってお金持ちがやるものってイメージしかない…平凡な家庭の私には縁が無さそう。
ーこんな風に考えている方も多いのではないでしょうか?
私も昔はそう思ってました!でもふるさと納税は仕組みさえ理解して活用すれば、誰でも恩恵を受けられるとってもお得な制度なんですよ!
私もふるさと納税を自分が始めるまでは
「お金持ちの為の優遇制度」
「一般家庭には関係ない話」
このように決めつけて、特に制度について知ろうともしませんでした。
ですが実際は
- 稼いで税金払ってるなら誰でも使える制度
- 住民税と所得税が優遇されて節税することが出来る
- たった2000円の自己負担で豪華なお礼品までもらえる
制度を理解してしっかり使いこなせば、誰でも恩恵を受けられる素敵な制度です。
是非この記事で理解したらすぐやって見ましょう!
ふるさと納税とは?
そもそも、ふるさと納税ってなに?って思いますよね。
納税って名前についていますが、
実は「自治体への寄付」なんです。
寄付と聞くとお得感が薄れるかもしれませんが、待って下さい!
やるべきメリット盛りだくさんなので順番に解説します!
ふるさと納税で節税しよう:住民税の控除
ふるさと納税の最大の利点は自治体への寄付
→金額に応じて所得税の還付や住民税からの控除を受けられる。という点にあります。
寄付金額のうち2,000円は自己負担金という扱いになりますが
(例)寄付額200,000円ならば
200,000円−2,000円=198,000円 が控除の対象となる。
上記のように2000円を引いた金額は住民税の支払いから控除されるので、後から支払う税金が安くなります。
ふるさと納税でお礼品をもらおう:自治体からのお礼の品
でも結局2,000円の自己負担があるなら、損してるんじゃないの?
Mia
ふるさと納税の恩恵は税金からの控除だけではありません!
ふるさと納税では税金からの控除だけでなく、なんと寄付した先からお礼の品が届きます。
このお礼品、種類がとても豊富で
- お米
- お肉やお魚
- 果物
- ギフト券
- 工芸品
- 体験チケット…etc
自治体も寄付金を集めるために、お礼の品をとても工夫しています。
珍しいものだと、所有しているけど住んでいない空き家の管理を行ってくれるものもあるとか。
本当に多種多様です。
毎年自治体のお礼品に目を通して、掘り出し物を探す人もいるそうですよ。
因みに私は毎年お米とお肉をもらっています♪
しかもふるさと納税ではお礼の品の価格を寄付額の3割相当に設定してあるので、20万円の寄付では6万円分の品物がもらえる計算になります!
↓ つまりこういうこと ↓
ここで1つポイントがあって、2,000円の自己負担は寄付額が高くても安くても変わりません。
つまり
10万円寄付→3万円分のお礼の品ー2,000円=28,000円分お得!
20万円寄付→6万円分のお礼の品ー2,000円=58,000円分お得!
このように寄付が増えるほど貰えるお礼品が豪華になるので、
必然的に控除枠が沢山ある高所得者層の人たちがやるもの。というイメージがついたのかもしれません。(あくまで推測ですが)
どうでしょう?
そろそろふるさと納税したくなってきましたよね?
次に具体的なふるさと納税の手順を解説します。
ふるさと納税のやり方
お得なのはわかったけど、確定申告?って難しいんでしょう?めんどくさいのは嫌だな〜
実は条件を満たせば、ふるさと納税しても確定申告はいらないんです!
条件の内容と、実際の手続きの流れを解説します。
ふるさと納税で控除される額を調べよう
ふるさと納税を始める前に自分の控除額を知る必要があります。
何故なら
自分の控除可能額を超える寄付をしても、その分は通常の寄付扱いになるからです。
もちろん応援したい、特定の自治体に寄付したい!って人なら気にしなくてOKです!ですが、なるべく控除額とのバランスを取りたい人は事前に調べて下さい。
上記のサイトに入って下にスクロールしていくと、下の写真のような項目が現れます。
こちらをクリックすると収入に応じた控除額の上限を簡単に確認することができます!
ふるさと納税で貰うお礼品と寄付金額を決めよう
次にやっていただくのはお礼品選びと、寄付額の決定です。
普段買わないような高級食材や工芸品、ギフト券も魅力的ですよね!
私の周りではお米やお肉などの食材を選んでいる人が多いです。
子育て中の方は
- 手作りの木のおもちゃ
- 授乳ベッド
- ファーストシューズ
など育児グッズも意外とたくさんあるので、是非探してみてください!
ワンストップ特例制度について
ふるさと納税で是非活用して欲しいのが「ワンストップ特例制度」です。
ワンストップ特例制度とは、確定申告を行わなくても、ふるさと納税の寄付金控除を受けられる仕組みです。ふるさと納税先の自治体が、1年間で5自治体までであれば、この制度を活用できます。
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ふるさと納税後の控除手続きが簡単に!「ふるさと納税ワンストップ特例制度」の魅力 より
このように確定申告が不要になる制度を活用してもらえれば、かなりふるさと納税のハードルは下げられます。
私の母はふるさと納税すると確定申告しなくちゃいけないのが手間で長い間やっていませんでした。
折角こんなに簡単な制度があるのに、知らないばかりにやらないのは勿体無さすぎますよ!
↓↓やるのはたったこれだけ↓↓
- ①申請書を印刷して必要事項を書き込む
- ②マイナンバーカードや免許証などのコピーと申請書を自治体へ郵送する
この2つをやって頂くだけで、面倒な確定申告が不要になるならやらない理由はありません。
ですがこのワンストップ特例制度、回数に制限はなくても自治体の数は5つと決まっていますし、何より寄付したら都度申請書を送る必要があります。
寄付する団体が少なく、寄付回数も少ない人に向いている方法だと言えるでしょう。
沢山の自治体に分散したい方や、年度内で何回も分けてふるさと納税する方は後からまとめて確定申告した方が1度の手間で済むので楽かもしれません。
ケースバイケースで自分に合った方法を選びましょうね。
ふるさと納税にオススメのサイト
実際にふるさと納税するのにオススメなサイトを紹介します。
さとふる
「さとふる」でふるさと納税!
選べるお礼品の種類も多くて私は毎年さとふる経由でふるさと納税しています。
サイト内に情報が充実しているので、初心者でも分かりやすくふるさと納税が始められますよ!
楽天ふるさと納税
こちらはなんと楽天のポイントが貯まります。(物によってポイント還元率は異なる)楽天サービスを使っている人にはかなりオススメですが、寄付出来る団体数が少ないのと、サイトがあまり初心者向けではないのが気になります。
ふるさと納税を育休中にする際の注意点
育児休業給付金は非課税収入です
今育休中だけどふるさと納税やってもいいのかな?
育児休業中のふるさと納税については疑問に思う方も多いでしょう。冒頭でも話しましたが
結論:その年の収入(所得)による
ふるさと納税でお得になるかどうかは、その年度内に課税収入があるか無いかによって決まります。簡単に言うと育休中に手当て以外でお金を稼いでいるかいないかと言うことです。
例えば私の場合は、2018年8月から産休に入り9月に出産したので、7月までは普通にお給料を受け取っていました。8月分〜12月分は手当てのみです。
つまり
1月〜7月までのお給料にのみ、税金がかかっています。
ふるさと納税することで控除される上限金額も、この期間に稼いだ金額から算出してそれに合わせた金額を寄付しました。
残念なことに2019年は保育園が決まらず、1月〜12月まで丸々1年間育休の手当てのみでしたので、ふるさと納税はしていません。
あくまでふるさと納税は払った税金への恩恵ですので、非課税の収入だけの期間は、旦那さんの収入分のみふるさと納税を活用しましょう。
ふるさと納税を育休中にするのはお得?【ふるさと納税の仕組み→やり方まで徹底解説】:まとめ
控除額も調べたしバッチリ!お礼品を選ぶのも楽しい!
家計も助かって税金もお得になるなんて本当にお得だらけの制度ですよね!是非活用して下さい。
ふるさと納税について解説しましたが、いかがでしょう?
ふるさと納税ではどんな分野に寄付金を使うかを選ぶことができるので、災害支援や子育て環境の整備など自分の意見を反映させることも可能です。
旦那さんと奥さんでそれぞれやることでお礼の品も沢山選べますし、楽しんでやって貰えたらいいなと思います。
現在育休中の人もしっかり制度を理解すれば怖くありません。是非この機会に始めてみましょう!
参考になれば嬉しいです。
\楽しみながら節税したい!/
収入や扶養家族の人数によって控除額は変わるので、前年度の源泉徴収票などを見ながらシュミレーションするとより正確な数字が出せます!